もうすぐ新茶の季節 日本茶の保存方法 vol.2
日本茶を楽しむ | 2023/04/14
樺細工の産地、秋田県角館(かくのだて)は、桜の名所としても知られています。
いつもはゴールデンウイークの頃が見頃の桜も、今年は少し早く開花しています。
もうすぐ新茶の季節。第二回は、その角館の樺細工の茶筒と、保存方法のお話です。
最後まで美味しさを保つために
知っておきたい、お茶の保存方法
ふくよかな香りと味が持ち味の日本茶。その正しい保存方法をご存知でしょうか?
茶畑から届くフレッシュな香りと本来の美味しさを保つため、お茶の最適な方法をご紹介します。
茶葉は直射日光や温度、湿度などの影響を受けやすく、開封した瞬間から徐々に品質が低下していきます。とくに酸化が進むと味や香りが落ち、色も赤く変化してしまいます。また、においを吸着しやすい特性があるため、保存場所にも気を配る必要も。
でも保存時にちょっとした気遣いがあれば、本来の旨みを最後まで味わえます。最適な保存方法で、毎日の「日本茶時間」をお楽しみください。
秋田角館樺細工
秋田角館樺細工 茶筒 左から
桜 無地皮 中 9,900円(税込) / ウォールナット(くるみ) 13,200円(税込) / 桜 霜降皮 中 11,000円(税込) ▼
風雪に耐え、しなやかに育つ角館の山桜。その樹皮を木材に貼り合わせ、強度と美しさを生み出した桜皮細工は、近代民芸運動の父・柳宗悦にも絶賛された、日本固有、角館だけの工芸品です。
樺細工茶筒の防湿性と保湿性が高く、空気の出入りを上手にしてくれるという特徴は茶葉の保管に適しています。
素朴にして美しい光沢を持ち、外筒のみならず、内側や蓋の裏側まで貴重な桜皮を貼った上質な茶筒は、永く愛用いただくことで、使い込むほどに味わいを増していきます。
「いい日になりますように」では、伝統的な桜の茶筒に加え、インテリアで人気のウォールナット(くるみ)の茶筒など、オリジナルの茶筒もご用意しています。
お茶を美味しく召し上がっていただくために
本来の香りや味を楽しむためにも、開封後は早めに飲み切ることが大切です。
目安は2週間~1カ月ほど。たとえ密閉容器で保存していても、開け閉めするときに少しずつ品質に影響を与えます。茶葉を購入するときは、大量購入するのではなく2週間ほどで飲み切れる50gの少量単位で購入するのがポイントです。
「いい日になりますように」では、お茶農家の方々が丁寧に育て仕立てたお茶を、新鮮なうちに味わっていただくために、茶葉の量にもこだわっています。こんな小さなこだわり一つ一つに、美味しい日本茶をどうぞ、という想いが「いい日になりますように」に込められています。
いい日になりますように オリジナル Japanese tea ▷
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#いい日になりますように。
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