うららかな春の香り
和紅茶と蓋碗でお茶時間
日本茶を楽しむ | 2022/03/04
今日は啓蟄(けいちつ)。
蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)
土中で冬眠をしていた虫たちが、あたたかい春の日差しのもと、出てき始める頃。「とをひらく」という表現は、虫だけではなく、すべての生き物が冬眠から目覚め始めるようで、感性豊かな言葉ですね。
蓋碗(がいわん)
春はなにかと忙しいもの。せっかくの春めいた一日もあっという間にすぎてしまいます。そんな季節、ちょっとした時間でも簡単にひとりティータイムを楽しめる、蓋碗をご紹介します。
蓋碗は、 文字通り蓋付きの湯のみで、通常、蓋・湯のみ・茶托の3つからなっています。
日本の茶道のもとである『点茶法』と呼ばれるお茶の淹れ方に由来する歴史ある茶器で、抹茶碗のように直接茶葉を入れ、お茶碗1つでお茶を淹れることができる優れたうつわです。
使い方はとても簡単。
茶碗に茶葉をいれ、湯を注ぎ、蓋をして蒸らして、待つ。蓋を開けて中をのぞいてみると、だいぶ茶葉が水を吸ってふくらみ、よい香りが立ち昇ってきます。
嘉久正窯 蓋碗 台皿付 白磁 / いい日になりますように ▼
飲むときは、蓋で少しずらし茶葉を押さえながら、茶碗を傾けて茶をいただきます。少なくなったらまたお湯を注ぐことができます。
香りや色を楽しみながらいただけ、茶殻など洗いやすいのも魅力です。
シングル和紅茶
いい日になりますようにで扱っている和紅茶は、シングルオリジンの和紅茶です。
和紅茶「まちこ」の新芽
日本茶品種を茶種ごとに萎凋発酵させたもの。清々しく鼻に抜ける香り、渋みの無い優しく穏やかな甘みと風味、ストレートで飲む日本の紅茶はこれほど美味しかったの!と驚くほど。日本茶好きな方も紅茶好きな方もお楽しみいただけます。
和紅茶「まちこ」の茶葉
茶葉が細かくなく、香りや色も楽しめる蓋碗にも相性バツグン。
和紅茶の品種毎の風味や香り、それぞれの性格の違いを体感してみてください。
和紅茶はこちらから
シングルオリジンの和紅茶 「さえあかり」「まちこ」「くらさわ」
今日も #いい日になりますように。