蓮始開 はすはじめてひらく 優雅なグラスで暑気払い
日本茶を楽しむ | 2023/07/14
すでに日が短くなる一方で、暑さはこれからが本番です。
二十四節気の小暑(しょうしょ)は、本格的な夏が到来する季節。この頃に梅雨明けとなることが多く、台風とも重なり集中豪雨に見舞われる時季でもあります。小暑から次の節気の大暑(たいしょ)までの間を暑気と言い、暑さをねぎらう暑中見舞いの便りを送ります。
はすはじめてひらく
蓮始開
夏のあけぼの、蓮の花の蕾がゆっくりと解かれていく頃。
夏の夜、暗闇の中で蓮のつぼみがゆっくりとほころび、美しい花を咲かせます。「蓮始開」は、そんな夏の夜の美しい営みを言葉にした七十二候です。
江戸時代、春は桜の花見、夏は蓮見(はすみ)、蓮の花は明け方に咲き、お昼には閉じてしまうので、蓮見は朝の涼しいうちに行われていたそうです。
暑さが厳しくなる前の、涼やかな情景が目に浮かぶ綺麗な七十二候。
昔の人が蓮の花を愛おしみ過ごしたように、北島雅子さんの美しい花のグラスで、花見と参りましょう。
北島雅子 ワイングラス 野葡萄 ブルー 27,500円(税込) ▼
北海道の自然をグラスに映して
北海道はニセコ、羊蹄山の麓の自然をモチーフに、サンドブラスト技法で製作した、繊細でおぼろげな風合いが美しい北島雅子さんの硝子。
繊細でおぼろげな風合いの中に、透き通るような美しい草花が描かれており、映し出す影も美しく、花との饗宴を魅せてくれます。
北島雅子 オリオンワイングラス グリーン / ラベンダー 9,350円(税込) ▼
この幻想的な世界は、硝子の彫刻技法のひとつ「サンドブラスト」という技法で製作されています。
サンドブラストとは、硬くて細かい砂(金剛砂など)を高圧で吹き付けガラスなど素材の表面を削り取ることでデザインを表現する技法。もとは工業用の錆落としとして1870年アメリカで開発され、当時はショットブラストと呼ばれ、20世紀に入って美術工芸用として改良されたのがサンドブラストです。日本には明治末頃に入ってきました。
デザイン以外の部分に覆いを掛け、覆われていない露出部分だけ砂が吹きつけられて素材が削られデザインを描くことができます。砂を吹きつける時間の長さ、圧力の強弱などを調整し 彫る深さに差をつけることで段差をつけ立体的に見えるように彫ることも出来ます。
北島雅子 三層オリオンワイングラスB 19,800円(税込) ▼
優美なグラスはシャンパンやカクテルはもちろんのこと、お料理やデザートなど、食卓を様々に演出してくれます。
そしていい日になりますようにでは、冷茶でお客様をおもてなしするのことをお勧めします。
硝子のポットに、冷やした煎茶や和紅茶などを。このグラスに注いだら、そこに涼やかな風と、優雅な心地よいひとときを運んでくれます。
また、テーブルウエアとして楽しむだけでなく、インテリアのアクセントとして飾るのも素敵ですね。
このシリーズは、いい日になりますように 帝国ホテル店、THE COVER NIPPON 東京ミッドタウン店でもお取り扱いしています。店舗では、WEBで掲載していない、それぞれ素敵な絵柄のグラスが勢揃いしていますので、どうぞ直接手に取ってご覧ください。
もちろん、遠方の方はWEBでお問い合わせいただければ、その他の絵柄もご案内致します。
ギフトや自分へのご褒美に最適な一品。どうぞこの夏をお楽しみください。
暑い夏、どうぞ#いい日になりますように