もうすぐ新茶の季節
日本茶の道具 vol.3
日本茶を楽しむ | 2023/04/21
待ち遠しい新茶の季節もすぐそこに。
日本茶の産地や種類によっては、茶摘みも始まっています。
日本茶時間を愉しむために大切なもの。その一つが、道具選び。興味が湧いて手にしたくなったら、そこが始まりです。ここでは豊かな日本茶Lifeをおくるための道具についてご紹介します。
急須
日本茶を味わううえで欠かせない急須は、形や素材、大きさなど、じつにさまざまです。急須の種類によって、向いている茶種や使えるシチュエーションなども違うので、それぞれの特徴を理解したうえで、好きなデザインや手になじむものを選ぶことをおすすめします。
横手(よこて)型
持ち手が注ぎ口と直角になるようについた横手型は急須界のスタンダード。日本独自の形で、どんな日本茶にも合う使いやすさが特徴です。
後手(うしろで)型
注ぎ口と一直線上の反対側に持ち手がある後手型は、右利きでも左利きでも使いやすく、向かい合っている人の湯呑みにも注ぎやすく便利です。
上手(うわて)型
注ぎ口と一直線上の反対側に持ち手がある後手型は、右利きでも左利きでも使いやすく、向かい合っている人の湯呑みにも注ぎやすく便利です。
左から 山形鋳物 ティポット(木蓋)ヒキメ / イトメ 19,800円(税込) ▼
宝瓶(ほうひん)
片手で持てる大きさで、持ち手がついていない宝瓶は、主に玉露や上級煎茶など低温の湯で旨みをゆっくりと引き出して淹れる日本茶に用います。
嘉久正窯 宝瓶・小煎茶セット 菊割 9,350円(税込) ▼
急須の形一つとっても、色々。そのほかにも急須のサイズや素材など、選ぶ時にご一考ください。
急須と併せて選ぶ、湯呑みや湯冷し、茶托に茶筒… とお好みのうつわとコーディネートして楽しむのも日本茶の愉しみのひとつ。
ほんの少しのこだわりで、より美味しくなる日本茶の道具について、もっと知りたい方はこちらへ >>
もうすぐ新茶の季節
どうぞ 素敵な日本茶時間をお愉しみください。
青葉爽やかな1日。
どうぞ #いい日になりますように。
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